「赤ちゃんトレーニング」ってどう?

「赤ちゃんトレーニング」ってどう?ダイエット効果・方法を解説

 

赤ちゃんトレーニングは、ハンマー投げの室伏広治さんとアメリカの理学療法士ロバート オオハシ(ロビー オオハシ)さんが作り出したトレーニング方法です。

 

テニス界の錦織圭さんもトレーニング方法に入れて体幹機能を上げ、けがが少なくなったと言われます。
また体幹部を鍛えることによって、筋肉量が増え、ダイエット効果にもつながります

 

赤ちゃんトレーニングとは、赤ちゃんが生まれてから立つまでの体幹機能に注目をして、その動きを取り入れることによって運動能力を高めるものです。
室伏広治さんは日本人なら誰でも知っている、歴史に残るスーパーアスリートですが、ロバート オオハシさんはどのような方なのでしょう。

ロバート オオハシ(ロビー オオハシ)さんとは?

ロバート オオハシさんは、シカゴに成立されたパフォーマンス イン モーションを創立した理学療法士です。

 

カリフォルニア大学ロサンゼルス校( UCLA )において科学博士号を取得後、ワシントン大学においても理学療法学の博士号を取得しています。現在世界のトップアスリートたちの治療や指導を行っています。理学療法界におけるスーパーエリートですね。

 

それでは、世界のトップ2人、ロバート オオハシさんと室伏広治さんが注目した赤ちゃんの動きとは何なのかを見ていくことにしましょう。

生まれてから寝返りまで

赤ちゃんは生まれてすぐ大声で泣きます。
これは、泣くことによって体の中に酸素を取り込むことと、腹式呼吸によって腹横筋を鍛えることにつながります。
生まれてから数ヶ月はお布団の上で寝ていますが、その間にも手足をバタバタさせて、大声で泣き、少しづつ体の筋肉を鍛えています

 

赤ちゃんの筋肉は、頭→首→体→腕→腰→足の順番で成長して行きます。
腰周りの筋肉が成長すると、寝返りが打てるようになります。

 

赤ちゃんは生まれてからずっと寝たままの状態なので、ほんの少しの腰回りの筋肉がついているだけです。
その後ハイハイやお座りができるようになるために、寝返りによって腰の筋肉を強くすると共に、背筋をつけていきます。

 

赤ちゃんはうつ伏せになると、両肘で上半身を支えているうちに足が宙に浮いて、えび反りができるようになります。
両足が浮く(持ち上げる)ことによって、骨盤周辺の筋肉が発達します。
えび反る時には胸も張るので、大胸筋など胸の筋肉が鍛えられて、呼吸器も丈夫になります。

ハイハイ

赤ちゃんはうつ伏せになり、腹筋と背筋のバランスが整うと、腕の力を使ってズリズリと這って移動を始めます。

 

ズリズリと這っているうちは、平泳ぎのようにがに股で床を蹴ります。
こうして太ももの内側の筋肉が鍛えられます。
赤ちゃんは足の親指先を使って床を蹴り上げることによって、姿勢を正しくして歩くための訓練をします。
足の親指は脳の発達とつながりがあるので非常に大切です。

 

ハイハイによって、使われる(鍛えられる)筋肉も増えてきます。
ハイハイの重要な効果とは、全身の筋肉の強化や特に体幹筋肉の強化、手と足など2つの機能を同時に動かす訓練、両手足の指を使う、体をひねりバランス感覚の基礎を作るなどがあげられます。

 

寝返りからハイハイまで、人間が成長する過程において、赤ちゃんの時期が一番筋肉が成長をします。
ロバート オオハシさんと室伏広治さんは、この点に着目をしました。

赤ちゃんトレーニングとダイエット効果

赤ちゃんはもともと筋肉が発達していないので、無駄な動きが1つもありません(できません)。

 

また、筋肉の動きにへんな癖もついていません。すべての動きは体幹の筋肉をうまく利用しています。
その動きを真似することによって正しい運動方法を身につければ、筋肉にとって不自然な動きがなくなり、怪我が防げると言えます。

 

室伏さんの赤ちゃんトレーニングの様子は、テレビでも公開されました。体幹を鍛えることによって、お腹のぽっこりがなくなり姿勢もよくなります
体幹トレーニングは筋肉の量が増えるので基礎代謝が上がり、消費されるエネルギーも増えるので、ダイエットにはとても効果的であると注目されています。

 

私たちも赤ちゃんがやっているトレーニングを取り入れて、体幹を鍛えてダイエットにつなげるましょう。

赤ちゃんトレーニング方法

ハイハイ

まずはじめに、赤ちゃんのようにハイハイをやってみましょう。
ポイントは頭をしっかりとあげて、背骨がゆるやかに反るようにすることです。
反るのは腰ではありません。
背骨が綺麗なカーブにならない場合は、猫背気味だと言えます。

 

寝返り

床にあおむけに寝転んで、手足を伸ばして床につかないようにして、体幹を使って寝返りをしましょう。
私たちも赤ちゃんの時にこれができていたのかということが、とても信じられないくらい難しいです。

 

それでは赤ちゃんトレーニングを始めましょう。

 

ドローイン

ドローインは体幹トレーニングの基礎です。
少し大変なトレーニングですが、ドローインによって体幹の腹横筋が鍛えられます。
これは赤ちゃんが生まれてから泣くことによって鍛えられる筋肉です。

1 床にうつ伏せに寝転びます。
2 肘をついて体を持ち上げます。
3 体がつま先までまっすぐになる状態をキープします。
4お尻が上がってしまったり、膝が床につかないように注意しましょう。

3の状態をできるだけ長くキープしますが、自分の体重を肘と両足の先で支えなければならないので、かなりハードです。初めての方は、10秒がんばりましょう。
そして、あせらずに2週間ごとに10秒ずつ増やしていきましょう。

 

次は、ハイハイをするまで寝たままの状態で、手足をバタバタさせることによって体幹を動かすトレーニングです。2種類あります。

 

股関節、太もも前部、体幹部を伸ばします

1 立った状態で右足を大きめに前に出します。
2 そのままグッと腰を落とします。
3 上体を起こしてまっすぐな姿勢になると、太ももの前の部分がストレッチされていることがわかります。
反対側の足も行いましょう。

3までが苦しくない状態でできるようになったら、上体(体幹部)をひねります。

4右足を前に出している場合、上体(体幹部)を右足の方向にひねって、背中を弓なりに軽くそらします。
ひねっている時にお尻の筋肉に力を入れます。反対側も同じように行いましょう。

 

ハムストリングス、足首、下背が柔軟になります

1 足を腰の幅よりも広めにとって立ちましょう。
2 股関節の部分から上体を前に曲げて、つま先をつかみます。このとき、腰の部分から前に折ると背中が丸くなります。意識をして股関節から折ると、背筋を伸ばしたままかがむことができます。
3 背中が丸くならないように気をつけながら、しっかりとしゃがみます。
4 背中を伸ばした状態で、つま先を持ったままお尻を上げます。このとき、背中からお尻までが一直線となり、床と平行になるようにして3秒キープします。

背中が丸くなると意味のないトレーニングになるので注意しましょう。

 

うつ伏せができるようになってハイハイを始めると、体幹筋肉が飛躍的に発達します。

 

腹横筋トレーニング ドローイン

腹横筋は体幹の中でも重要な筋肉(インナーマッスル)です。
腹横筋のトレーニング方法は、一度覚えてしまえばどこでもできます。
電車の中でつり革につかまっていても、会社のデスクワークでも、テレビを観ながらでも、寝ながらでもできるトレーニングです。
腹横筋が鍛えられると重力で下がっていた内臓も持ち上がり、お腹ぽっこりがなくなります。

1 仰向けに寝ます。
2 お腹に手において、ゆっくり息を吸いながらお腹をへこませます。
3 そのままの状態で息を吐きながら、さらにお腹をへこませます。
これは、腹式呼吸の状態です。
4 お腹と背中がくっつくくらいにへこませたら、胸で浅く呼吸をしながら30秒キープします。

コツをつかめば、座った状態でも立った状態でも、誰にも気づかれずやることができます。

 

バランスボールやバランスディスク

バランスボールやバランスディスク(バランスマット、バランスクッション)を使うことによって、バランス感覚を養うことができます。
バランスボールは大きすぎて邪魔になるので、バランスディスクを使うと良いかもしれません。

1 一枚のバランスディスクの上に両足で立ちます。
2 そのままの状態で、全身をくねくねさせます。
3 次はバランスデスクの上で片足立ちになります。両足行いましょう。
4 次はバランスデスクの上に座ります。
5 両足を浮かせて、お尻だけでバランスをとります。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんトレーニング=体幹トレーニングです。
体幹が鍛えられると背筋がまっすぐに伸びて、理想的な体型になります。
しかもその上お腹がぺちゃんこになるので、これ以上うれしいことはありませんね。

 

自宅で筋力トレーニングを行う場合には、ぜひ取り入れたいトレーニング方法です。

 

赤ちゃんトレーニングでダイエット効果が得られなかった、という人は、ライザップシェイプス24/7ワークアウトのようなパーソナルジムがオススメです。