下半身太りを解消する方法

下半身太りを解消する方法なんてあるのでしょうか?

 

はい。あるんです。しかも無料で。興味のある人は以下を読み進めてください。

 

バレリーナが足を180度開脚している姿を見ると、その姿に憧れます。上半身の全体重は股関節にかかります。股関節周りを強くすることでダイエットができて、しかも腰痛がなくなり立ち姿も美しくなります。それが本当ならさっそく試してみたくならないでしょうか。

 

今回は、股関節周辺の筋力をアップするストレッチのご紹介ですが、まずは、股関節周りが硬くなるためによるデメリットから説明をしていきましょう。

股関節周りが硬いとこんなにデメリットが…

股関節は前後左右、360°動きます。そのために、股関節周りは足を後ろにあげる筋肉、足を前に上げる筋肉、脚を閉じるため開くためのそれぞれの筋肉など、アウターマッスルやインナーマッスル合わせて20以上の筋肉によって囲まれています。

 

股関節が硬いということは、これらの筋肉が凝り固まっている状態のことを言います。

 

では、股関節が硬いとどのようなデメリットがあるのでしょう。

 

下半身を中心に太りやすくなる

股関節周りの筋肉はお尻の筋肉や太ももの筋肉など、大きい筋肉が集まっています。また、体の奥には腸腰筋(ちょうようきん)と呼ばれるインナーマッスルもあります。
これらの大きい筋肉が衰えることによって、脂肪が燃焼しにくくなり、基礎代謝がダウンします。また、太もも部分がだらしなくたるんでしまいます。

 

むくみやすくなる

血液やリンパは筋肉の助けを借りて流れやすくなっています。リンパ液は約一日かけて体中を巡ります。ゆっくりとした動きなので、重力には逆らえずふくらはぎの部分にたまりやすくなります。ひどければ、ふくらはぎは数センチも太くなってしまいます。筋肉に力をつければ、ふくらはぎにたまった血液やリンパ液を上に押し上げる力がつきます。

 

冷え性になりやすい

むくみやすくなることと同じ理由で、筋肉の力が弱くなると、体中を30秒でかけめぐる血液でさえ毛細血管まで届く力がなくなります。足先には毛細血管が集中しています。この部分に血液がいかなくなると冷え性となってしまいます。

 

老けっぽくなって、怪我をしやすくなる

立ち上がる時に机やテーブルに手をついて、「よっこらしょ」と言ってはいませんか。そして、立ち上がった後ちょっと一服してから歩き始めてはいませんでしょうか。股関節周りが固くなることによって、下半身にかかる力のバランスが崩れ、それが全身におよんで姿勢が悪くなります。股関節周りが柔らかくなり強くなることによって、動作が機敏になります。立ち上がってすぐに次の動作に移ることができます。

 

年を取って転ぶと、そのまま寝たきりになると言われていますが、これは、転んだ拍子に股関節部分が広がって、大股開きになってしまうことによって股関節を骨折してしまうのです。股関節周りが強ければ、つまずいたり転ぶことはなくなるでしょう。

 

便秘になりやすい

股関節周りが硬いということは、その辺りの筋肉があまり使われていないということです。つまり内蔵の動きが緩慢になり、消化活動も悪くなり便秘につながります。

 

骨盤がゆがむ

股関節がしっかりしていないと、楽だと言う理由で、立っている時にどちらかの足に重心をかけてしまいます。また何となくいつも同じ足を組んでしまうなど、知らず知らずの間に生活習慣でクセになってしまった行動によって、骨盤が歪んでしまいます。

 

脚の形が悪くなる

O 脚、 X 脚 、XO 脚などの悩みがある場合は、股関節周りの筋肉のかたよりを無くさなければなりません。

 

股関節がしっかりしていないと、太るだけでなくたくさんの都合の悪い症状が出ます。

 

それでは、ダイエット効果やこれらの症状を解決するための、ひとりで簡単にできる股関節ストレッチをご紹介します。

股関節の簡単ストレッチ

バレエ教室に通う小学生の女の子に、どうやって180度の開脚ができるようになったのかを聞いてみると、毎晩お風呂上りに脚を開いていたらできるようになったそうです。

 

子どもは全身がやわらかいので、少しのトレーニングで開脚ができるようになりますが、大人がそれをやると、あちこちのスジが突っ張って痛みしか感じられません。私たち大人は、痛みを感じない程度でストレッチを行いましょう。

 

それでは代表的な股関節周りのストレッチ方法を説明します。両足のストレッチは、右足だけの説明にしてあります。左足も同じようにやりましょう。

 

股関節を柔らかくする 1

1 床に座り両足を開いて、脚の裏を合わせてグーッと体に引き寄せます。あぐらに似た体勢になります。
2 手を膝の上に置き、上体をまっすぐにして前に倒します。多少の反動をつけて10回行いましょう。

 

股関節を柔らかくする 2

1 股関節を柔らかくする1の状態で、右足を右腕の力でぐいぐいと痛くない程度で20回くらい押します。左も同じように行います。

 

股関節を柔らかくする 3

1 座ったままの状態で両足を開き、両手を体の後ろについて、上体を起こしたまま10回前屈運動をします。

 

股関節を柔らかくする 4

1 足を広げたまま、上半身を右回りに3回ゆっくりグルグル回します。左回りも同じように行います。

 

いつでもできる!椅子に座って簡単股関節ストレッチ

1 椅子に座って右足のかかと部分を左脚のひざ上に乗せます。
2 上体をまっすぐにキープしたまま、ゆっくり前に倒します。お尻のまわりの筋肉が伸びているのがわかると思います。左も同じように行います。

 

太ももの後ろ側、ハムストリングスのストレッチ

1 低めの台(椅子など)の上に右足を乗せ、足首は直角に曲げます。
2 背中を丸めずまっすぐにした状態で、上半身を前に倒します。このとき、太ももの後ろ側が伸びた感じがすれば、ストレッチ効果があります。
3 次に右足の外側に向かって上体をひねります。こうすることによってハムストリングスの内側を伸ばすことができます。
4 今度は右足の内側の方向つまり体を左側にひねり、ハムストリングスの外側を伸ばします。左も同じように行います。

 

膝をついて腸腰筋群ストレッチ

腸腰筋群は、腰やおなかの奥から股関節の前側についている筋肉です。足を持ち上げる動作のときに使われる筋肉です。
1 立ったまま右足を前にして足を前後に大きめに開きます。
2 両手を右太ももの上に置き、左脚の膝が床につく状態まで腰を落とします。
3 上体を起こしてお尻を突き出すように意識をすると、太ももの前の筋肉が伸びていることがわかります。左も同じように行います。

 

バランスボールを使う

1 バランスボールに座り、背筋を伸ばします。
2 太ももに手を乗せて、骨盤を左右に揺らします。
後ろにひっくり返らないように気をつけましょう。

 

ストレッチポール(バランスポール)を使う

バランスボールは直径60cm くらいで、普段はとても邪魔になります。ストレッチポールは長さ90cm くらいの棒状のもので、収納にも困ら、狭い場所で手軽にストレッチができます。
1 ストレッチポールの上に横になり、大の字になります。
2 手のひらを上に向け、静かに5分間横になるだけです。股関節部分が伸び、骨盤も矯正されて猫背も改善されます。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
股関節のストレッチをいくつかご紹介しましたが、どれも簡単なもので、年代を選ばず誰にでもできる方法ばかりです。
普段同じ姿勢で仕事をしている方は、少し筋肉を伸ばすだけでも疲れがなくなります。
また、股関節のストレッチを行いながら食事方法を改善すると、ダイエットの効果が一段と上がるでしょう。