トクホのお茶で本当にダイエットできるの?

トクホのお茶や商品で痩せられる?ダイエット効果を検証!

 

ほんとうにトクホのお茶は、飲むだけで体脂肪を減らせるのでしょうか?
ダイエット効果を期待して、飲んでいる人がいますが、どの程度効果があるのでしょう。

 

以下では、トクホのお茶などトクホ商品の効果について検証したいと思います。
まずは、トクホとはどのような食品なのかを知っておきましょう。

トクホとは

そもそもトクホとはなんでしょうか?

 

トクホとは「特定保健用食品」の略。
お腹の調子を整える助けをしたり、血圧やコレステロールを正常にする助けをするなどの効果が科学的に見とめられた場合、消費者庁長官が許可をします。

 

これらの表示で気をつけなければならないことは、トクホは医薬品ではないので、血圧やコレステロールを正常にするとは表示していません。
あくまでもトクホの食品を飲んだり食べたりすることによって、その効果を期待できるということです。

 

 

平成13年に厚生労働省は、保険機能食品制度に基づいた名称及び分類をしました。

 

1 医薬品(医薬部外品を含む)

 

2 保険機能食品

平成27年4月から消費者庁により、機能がわかりやすく表示されている商品の選択を増やして、消費者が商品の正しい情報を得て選択できるようになりました。

 

2-1 特定保健用食品(個別許可型)

明らかに医薬品と間違えられる恐れがないことを前提に、期待できる特定の保健効果を表示できます。
表示されている効果や安全性は国が審査を行い、消費者庁長官が商品ごとに許可します。
例)コレステロールの吸収を抑える

 

2-2 栄養機能食品(規格基準型)

保健の効果の表示はできませんが、含まれる栄養成分の機能表示ができます。特に届け出をしなくても、国が定めた表現によって機能性を表示することができます。
例)カルシウムは、骨や歯を作るのに必要な栄養素です。

 

2-3 機能性表示用品

事業者の責任で、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。
販売前に安全性や機能性についての根拠に関する情報を消費者庁に届けます。

 

3 一般食品

栄養補助食品、健康補助食品、栄養調整食品といった表示で販売され、栄養成分や保険効果の機能表示はできません。一定の基準を満たしていれば強調表示ができます。
例) カルシウム強化!

 

参考 消費者庁「機能性表示食品」って何?
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/150810_1.pdf

トクホの表示について

トクホには、マークと共に<許可表示内容>の表示があります。
ここには、「この商品は○○を含んでいるため、食生活で不足しがちな食物繊維が手軽に摂れ、お通じを良好に保つことに役立ちます」、などの表示が許可されています。
これはあくまでも、食物繊維を多く含んでいる食品を食べる上で、さらにトクホの商品を利用するのも1つの方法だという意味の表示です。

 

 

これまでトクホに認められている主な保健の効果の表示は、以下のものがあります。

○ お腹の調子を整える食品
○ 血圧が高めの方に適する商品
○ コレステロールが高めの方に適する商品
○ 血糖値が気になる方に適する商品
○ ミネラルの吸収を助ける商品
○ 食後の血中の中性脂肪を抑える食品
○ 虫歯の原因になりにくい商品
○ 歯の健康維持に役立つ商品
○ 体脂肪がつきにくい商品
○ 骨の健康が気になる方に適する商品

このうち、ダイエットに効果的な商品は、血圧が高めの方用、コレステロールが高めの方や血糖値が気になる方用、体脂肪がつきにくいタイプになります。

トクホのお茶に含まれる成分

お茶はわざわざ飲むというよりも食事と一緒に摂るもので、せっかくならばダイエットの効果があるものを飲みたいものです。
それではトクホの商品のうち、ダイエットに効果的なお茶について調べてみましょう。

 

トクホのお茶では、2種類の成分がダイエットに効果的なようです。

 

難消化性デキストリンを含む

難消化性デキストリンとは、水溶性食物繊維のことです。原料はトウモロコシや小麦やじゃがいもなどの天然由来の食品です。
水溶性食物繊維は、野菜や海藻類などに含まれている水に溶けやすい植物繊維で、整腸作用や便秘改善の効果があります。

 

難消化性デキストリンの効果は、食後の急激な血糖値上昇や中性脂肪の上昇を抑制したり、内臓脂肪の蓄積を減らしたり、整腸作用によって腸内細菌が改善されたりします。

 

ちなみに、難消化性デキストリンはトクホのお茶だけではなく、微顆粒品ダイエットファイバーとして、粉状の食物繊維パウダーが販売されているので、そちらを食品に混ぜて食べることもできます。

 

難消化性デキストリンの糖分や脂肪の吸収を穏やかにする効果は、即効性期待ができません(10%程度)。
しかし、毎日欠かさず少しずつ摂取することによって、期待できるような効果が現われてきます。

 

茶カテキン

茶カテキンはポリフェノールの一種で、タンニンが主成分となっています。
お茶の渋みがタンニです。
カテキンには、コレステロールを抑えたり、血糖値の上昇を穏やかにする効果があります。
また、体脂肪を減らして、糖や脂質の吸収を抑えてくれる効果もあります。
茶カテキンも即効性はなく、長期間飲むことによって効果が現れてきます。

トクホのお茶で効果があるタイプ

トクホのお茶は、ダイエット効果がある方とない方がいるようです。

 

トクホのお茶でダイエット効果がある方

ダイエット効果のある方は、トクホのお茶を飲むことにより、ダイエットを常に意識することができる方です。

 

せっかくダイエットをしているのだからと、食事をする時にはあらゆる注意を払うようになり、お昼のお弁当も目の前にあるおかずを選んで食べることができるようになります。
たとえば、カロリーの高そうなフライは衣を取って食べたり、ご飯を半分にするなどの努力をしています。
また、コンビニに寄ったついでにお菓子を買うこともなくなり、生活全般がダイエットに傾いているので、歩く時間が増えたり、家で軽い筋トレを行なって、ダイエット効果を上げています。

 

つまり、そういう方にとっては、トクホのお茶の効果はあってもなくても良いようなものです。

 

ダイエット効果がない方

トクホのお茶をいくら飲み続けてもちっとも痩せないと嘆く方は、飲み方が悪いのではなく、お茶に頼り切ってしまっていることが原因です。
トクホのお茶を痩せるお茶だと思い込み、それさえ飲んでいれば食事に気を使うこともなく、運動しなくても痩せると思ってしまうタイプの方に多いようです。

 

食事や筋トレに気を使わなければ、どんなに脂肪を落とすお茶を飲んでも、痩せる効果は期待できないかもしれません。

 

手に取ったお茶をダイエットに役立てるために、自分はダイエット中なのだという意識を高めれば、トクホのお茶も効果100倍になることでしょう。

トクホのお茶の飲み方

トクホのお茶は、食事をしている最中に飲みましょう。
時間に関係なくのどが渇いたときに飲むと、先程の効果が出ないタイプになってしまい、せっかくのトクホのお茶が単なる水分補給となってしまいます。

 

食事をしている時に、脂肪の吸収を抑えてくれるという効果を意識しながら飲みましょう。

市販されているトクホのお茶の特徴

それでは市販されているトクホのお茶の中で、有名な商品の<許可表示内容>を記載します。
表示内容を確認して、その上で自分に一番合った味のものを選びましょう。

 

カテキン緑茶(伊藤園)

本品は茶カテキンを含みますので、食事の脂肪の吸収を抑えて排出を増加させ、体に脂肪がつきにくいのが特長です。
さらに、本品はコレステロールの吸収を抑制する茶カテキンの働きにより、血清コレステロール、特にLDL(悪玉)コレステロールを減らすのが特長です。
体脂肪が気になる方やコレステロールが高めの方に適しています。

 

黒烏龍茶(サントリー)

食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて排出を増加させるので、食後の血中中性脂肪の上昇を抑えるとともに、体に脂肪がつきにくいのが特徴です。
脂肪の多い食事を摂りがちな方、血中中性脂肪が高めの方、体脂肪が気になる方の食生活改善に役立ちます。

 

ヘルシア緑茶(花王株式会社)

この緑茶は茶カテキンを豊富に含んでいるので、体脂肪が気になる方に適しています。

 

食事と一緒に十六茶W(アサヒ飲料株式会社)

本品は食物繊維(難消化性デキストリン)のはたらきにより、食後の糖の吸収と食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにするので、食後の血糖値が気になる方や血中中性脂肪が高めで脂肪の多い食事を摂りがちな方の食生活の改善に役立ちます。

 

からだすこやか茶W(日本コカ・コーラ)

本製品は難消化性デキストリン(食物繊維)のはたらきにより脂肪の吸収を抑え、糖の吸収をおだやかにするので、血中中性脂肪が高めで脂肪の多い食事を摂りがちな方、食後の血糖値が気になり始めた方に適した飲料です。

 

伊右衛門特茶(サントリー)

脂肪分解酵素を活性化させるケルセチン配糖体の働きにより、体脂肪を減らすのを助けるので、体脂肪が気になる方に適しています。

まとめ

ダイエット食品の中でもトクホの食品は気軽にスーパーやコンビニで買うことができます。
しかし、気軽に買えるからこそ、100%の効果を期待することはできません。
トクホの商品を食べたり飲んだりすることによって、ダイエットの意識を高めて、できるだけダイエットに有効な生活スタイルに変えていきましょう。