もくじ
2効果的なトマトの食べ方
トマトのダイエット効果
栄養豊富で、成長ホルモンもたっぷり
トマトにはビタミンCやEやカリウムなど、たくさんの成分が含まれています。
これらは、ダイエットを行なう上で食事制限をすると、摂取量が減ってしまう大切な栄養素です。
また、トマトの赤い色の成分であるリコピンは、成長ホルモンの分泌を盛んにして代謝を活発にするため、トマトは、痩せやすい体質づくりのために欠かせない野菜といえるでしょう。
またトマトジュースには、このリコピンが普通のトマトの約3倍含まれています。
リコピンは完熟のトマトに多く含まれているので、トマトジュースやホールトマトを利用すると、より多くのリコピンを摂取することができます
脂肪燃焼を促進し脂肪の増加を防ぐ
トマトには、中性脂肪の燃焼を促す脂肪酸が含まれています。
また、大学の研究機関で、トマトの成分には血液中の脂肪の増加を抑制する働きがあることが判明しました。
トマトを食べるだけで必要な栄養分を摂取できて、しかも体内の脂肪を減らすことができるのであれば、頑張って食べたいものです。
抗酸化作用がある
トマトの赤い部分のリコピンは、強い抗酸化作用を持っています。
体の中には活性酸素が発生します。
活性酸素は悪者のイメージですが、活性酸素の本来の働きは、体内に異物が侵入した時に攻撃をしてくれるのです。
活性酸素によって細菌が抑えられるので、体にとっては必要なものなのですが、多すぎると正常な細胞も攻撃して、体を酸化させる(サビさせる)働きがあります。
私たちの生活の中には、排気ガスや喫煙、飲酒、運動不足や強いストレスなどで、活性酸素が体の中に必要以上に増加する原因がたくさんあります。
活性酸素を減らすには、抗酸化作用のある食物を積極的に食べることが有効とされます。
そして、一般的にはビタミンEが抗酸化作用の働きをします。
ところが、トマトのリコピンはビタミン E の100倍以上の強い抗酸化作用を持っています。
活性酸素が減ると、アンチエイジング効果も期待することができます。
便秘ケアに効果がある
トマトに含まれるペクチンという食物繊維は、便秘ケアのために役立ちます。
また、ペクチンは脂肪の吸収を穏やかにして悪玉コレステロール値も下げてくれます。
効果的なトマトの食べ方
1回の食事の順番
ダイエット中の効果的な食事の順番は、野菜→たんぱく質や脂質(副菜)→ご飯と言われています。
この順番にすることによって、血糖値の上昇をある程度抑えてくれるということなので、一番初めに食べる野菜をトマトにすると、ダイエット効果はバツグンになります。
食事の前には、大きめのトマトを1個食べましょう。
ただし、トマトを食べる際には、ドレッシングに一工夫をしましょう。
オイルたっぷりのドレッシングではなく、できるだけノンオイルドレッシングやポン酢などを使って食べましょう。
ホールトマトは油と一緒に調理
トマトは油と合わせると、栄養素が体内に吸収されやすくなります。
ホールトマトは完熟トマトを使っているので、栄養成分がより多くなります。
簡単な野菜炒めをする時など、最後にホールトマトを加えて炒めることによって、トマトのダイエット効果は最大限に発揮されます。
朝1本のトマトジュース
1日に摂取したいリコピンの量は、約15ミリグラムです。
これは、トマト3個分に当たりますが、トマトジュースはトマトが濃縮されているので、一本飲めば十分です。
また、朝はリコピンが効率よく吸収されることがわかっているので、コーヒー代わりにトマトジュースを一本飲んでから朝食を食べるとダイエットに効果的です。
さらにトマトジュースにオリーブオイルを混ぜることにより、リコピンの吸収率が1.5倍に上ります。
ナトリウムは、摂り過ぎるとむくみの原因になるので、できれば無塩タイプのトマトジュースを飲むと良いでしょう。
残り物の野菜でトマトスープ
トマトと冷蔵庫にあるすべての野菜を細かく切り、お鍋で柔らかく煮るだけで、ヘルシーなダイエットスープが完成します。
この時キャベツを多めに入れると、具の量が多くなることに加えて、キャベツには多くの栄養素や抗酸化作用などの体に良い成分がたくさん含まれているので、健康面において栄養満点なスープになります。
できるだけ野菜の種類を多くして、少し多めの量を作り置きすれば、3日くらいはダイエットスープを飲むことができます。
トマトスープとお豆腐と茹で鶏(サラダチキン)そしてご飯を食べれば、たんぱく質豊富の完璧なダイエット食になりますね。
ひところ、トマトを使ったダイエット方法がコマーシャルで有名になりましたが、確かにトマトにはダイエットに効果的な成分がたくさん含まれていることがわかりました。
しかも、栄養的にも十分合格点をつけることができる野菜で、トマトジュースなどでも代用することができるので、毎日手軽にダイエット食として取り入れることができますね。
さっそく、トマトダイエットを試してみたくなりましたね。
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