バランスディスク(バランスボード)を使ってのトレーニング方法はとても簡単です。しかもダイエットに効果的な体幹を鍛えることができます。
それでは購入を検討する前に、簡単なトレーニング方法からご紹介しましょう。
バランスディスクで体幹トレーニング
まずは立ってみる
バランスディスクの一番の基本トレーニングは、立つことです。バランスディスクの上に両足で乗ってみましょう。落ちないように頑張っていると、足首や膝、股関節、腹筋や腕を使ってバランスを取っていることがわかります。バランスディスクに乗っていると、体中の筋肉を使っていることがわかると思います。
初めは10秒から30秒くらいの間乗り続けましょう。慣れてきたら、腕を胸の前で抱きかかえてみましょう。腕でバランスが取れないので、より多くの体幹筋肉を使うことになります。暇な時はいつでも乗っていると、よいトレーニングになります。
バランスディスクは、バランスを取るために全身のアウターマッスルとインナーマッスル、両方の筋肉を使う
片足上げ
1 バランスディスクの中央に片足を乗せます。
2 床につけている足を離してバランスをとりながら立ちます。
あぐらをかく
1 お尻だけをバランスディスクの上に乗せて座ります。背筋は伸ばしましょう。
2 脚は床の上に置いたままあぐらをかきます。
体幹トレーニング
1 バランスディスクの上に座ります。
2 うしろに手をついて両足を浮かせます。
3 このままの状態で左右の足を動かし、自転車こぎをやりましょう。
簡単なスクワット(ハーフスクワット)
1 両足でバランスボールの上に乗ります。
2 両手を前に出して軽く膝を折ります。無理をしないで軽く折るだけでハーフスクワット状態になります。
次はバランスディスク2個を使って、スクワットと腕立て伏せです。
バランスディスク2個を使ってスクワット
1 バランスディスク2個を、肩幅より少し広めに置きましょう。
2 それぞれのバランスディスクに足を乗せ、まっすぐ立ちましょう。
3 そのままの状態で膝を曲げ、スクワットをしましょう。
4 膝がつま先より出ると、膝を悪くするので気をつけましょう。
バランスディスク2個を使って腕立て伏せ
1 バランスディスク2個を肩幅より狭く置くと腕の筋トレになり、肩幅より広く置くと大胸筋の筋トレになります。
2 それぞれのバランスディスクに腕を置いて、腕立て伏せを行います。
なんだか、バランスディスクってラクなような感じがしますね。暇な時にはいつでもできそうですが、バランスディスクの効果ってどんなものがあるのでしょう。
バランスディスクの効果
体幹を鍛えることができる
バランスディスクのトレーニング方法のところで「体幹が鍛えられる」と何度も出てきましたが、バランスディスクはハードなトレーニングではないのに、体の芯(コア)を鍛えることができます。
ところで体幹とは、体の胴体の部分のことをいいます。胴体には外から触れて感じることができるアウターマッスルと、触ることができない体の奥深くにあるインナーマッスルがあります。インナーマッスルを鍛えると、痩せやすく太りにくい体質になり、骨盤が矯正されて背筋も伸び、美しい体型になることができます。
日常生活ではインナーマッスルを使うことはあまりなく、鍛えるチャンスがありません。バランスディスクやバランスボールなど、バランスが要求されるトレーニングは、体幹を鍛えるのにとても効果的なトレーニング方法です。
基礎代謝が上がる
バランスディスクに乗ると、体を安定させるために全身の筋肉を使うことがわかります。効果的なダイエット方法は、筋力をつけることが条件となります。バランスディスクに乗って、普段鍛えることができないインナーマッスルや腹筋や背筋を鍛えることにより、筋力がつき消費カロリーも増えるので、ダイエット効果が上がります。
血行が良くなる
血液は心臓のポンプの力と筋肉に押されることによって、体中を移動します。筋肉を鍛えると、体中の血液が流れやすくなります。筋力がつくと血液やリンパ液の滞りがなくなります。特にリンパ液の滞りは、脂肪のセルライト化につながります。インナーマッスルを鍛えることによって、血液が末端の毛細血管まで届き、悩んでいた冷え症もケアすることができます。
肩こりや頭痛の腰痛がよくなる
バランスディスクによって腕や胸や背中の筋肉が使われるので、肩こりがケアされて、肩こりからくる頭痛もなくなってきます。また、お腹周りが鍛えられることによって、腰痛もケアします。
美しい姿勢になる
バランスディスクでインナーマッスルの腹横筋を鍛えることにより、体の土台がしっかりとして骨盤を正常な位置に整え、背筋の伸びた美しい姿勢になります。
バランスディスクで体幹を鍛えることによって基礎代謝が上がる。血行やリンパの流れもケアされる。姿勢もよくなる。
バランスディスクのデメリット
バランスディスクやバランスボールは、バランス系の小道具としてプロのスポーツ選手もトレーニングに取り入れています。バランスボールは大きすぎて、部屋の中に置くのにはじゃまだというデメリットがありますが、バランスディスクには、目立ったデメリットがありません。
ただ、10代の若い方は平衡感覚が十分あるので、バランスディスクの上に乗っても揺れる効果を感じることができないかもしれません。また、始終ゆらゆらするので、人によっては船酔いのような気持ち悪さを感じる方もいるかもしれません。安いバランスディスクを購入すると、空気が抜けやすくなる可能性があります。
バランスディスクだったら私でもやれそう!そう思った方は、さっそくバランスディスク選びをしましょう。
バランスディスクの選び方
バランスディスクを横から見ると、どら焼のように厚みがないものと、マカロンのように厚みがあるものとがあります。できればマカロンタイプを選びましょう。(実際はマカロンほど厚みはありません。)
また、片面がイボイボになっているものと、両面つるりとしているものがありますが、トレーニングでイボイボの面を使うこともあるので、せっかくならばイボイボの方を選びましょう。
バランスディスクが2個あると、腕立て伏せやスクワットで使えます。また、2個あると1つを立って使って、もう1つは椅子の上に置いてクッション代わりに常に座ることもできるので便利です。
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いかがでしたか?
体幹トレーニングができてダイエット効果も抜群となると、バランスディスクを試してみたくなりますね。暇な時にはいつも乗ったり座ったりして、正しい食事方法を取り入れれば、効果的にダイエットができると思います。 さあ がんばりましょう。
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