20歳を超えるとなぜ太りやすいのか?
私たち人間は、20歳過ぎると太りやすくなります。これには理由があります。
その理由とは何でしょうか?
もし、この太る理由を理解すれば、あなたは太りにくい体質に変わることも可能なのです。
周りを見渡してください。
あなたの周囲にも、若い頃と比較すると随分太ったという人を見かけるはずです。
しかし一方で、中高年になってもスマートな体を維持している人もいるはずです。
この差を体質と一言で片付けてしまっては、本質を見誤ってしまいます。
太りやすい太りにくいは、体質は体質であっても生まれ持った体質だけではありません。
あなたの生活習慣により太りにくい体質にすることもできるのです。
あなたの周囲で、太りにくい人を良く観察してみてください。
食べる量が少ないから痩せている。そんな人ばかりではないはずです。
結構沢山食べるのにスマートな人もいます。
太りにくい人をもっとよく観察してください。
よく見ると筋肉質ではないですか。
そうなんです。
太りにくい太りやすいに強い影響を与えているのは筋肉の量なのです。
太りにくい人ほど筋肉の量が多い
筋肉の量が多い人は、エネルギーの消費が大きく、太りにくいのです。
寝ていても人間はエネルギーを消費します。
これが基礎代謝と呼ばれるもので、人が1日に消費するエネルギーのなんと70%も消費します。生活活動代謝と呼ばれるスポーツや仕事で消費されるエネルギーは20%でしかないのです。
もう少しだけ説明すると、基礎代謝は、体温を調節したり心臓を動かしたりなどの、安静にしていても必要なエネルギーのことです。
この基礎代謝は、筋肉の量が多いほど活発になり、エネルギー消費が大きいのです。
もうわかりましたよね。太りにくい体質になるには、筋肉をつければ良いのです。
年齢とともに衰えていく筋肉をそのままにしていると、ますます太りやすくなります。
代謝を活発にして若返るためにも筋肉をつけるトレーニングをはじめましょう。
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