玄米を食べて食事でダイエットの効果を上げましょう

稲と米

 

玄米は体に良いとは言われていますが、食べにくいので毎日食べ続けている方はそれほど多くはないと思います。

 

ところが、玄米には白米にはない優秀な栄養素が含まれていて、しかも血糖値の上昇度合いも低いので、ダイエットにはぜひ取り入れたい食材なのです。

 

私たちが日頃食べている白いご飯は、わざわざ大切な栄養素を削り取った、その残りの糖質を食べているに過ぎません。

 

今回は、私たちが知らなかった玄米の大きな力を見ていきましょう。

もくじ

1玄米は健康的な食品としては世界一?
2玄米とは
3玄米の栄養素
4玄米をダイエットで活用する
5まとめ

玄米は健康的な食品としては世界一?

アメリカでは生活習慣病やがんや心臓病などの病気が増えてきて、医療費が国の経済を圧迫し始めました。

 

そこで、当時大統領であったフォード氏がマクガバン委員会を作り、病気や医療費が下がらない理由を、食事の関係から突き止めていきました。

 

これを「マクガバンレポート」といいます。

 

マクガバン委員会は、世界中の食事を調べ、最も理想的な食事として挙げたのが、「日本の元禄時代以前の食事」です。これは1977年のことです。

 

私たちのご先祖様は、世界一体によい物を食べていたにもかかわらず、現代では、すっかり食生活が欧米化して、毎日の食品は太るための原料のようなものになっています。

 

そのため、太りやすい体質になってしまったり、それによって深刻な病気が増えてきてしまいました。

 

「日本の元禄時代以前の食事」とは、おそらく玄米を食べ、お味噌汁や梅干や、その地域で採れた野菜や小さな魚介を食べていたのではないでしょうか。

 

もちろん山の中の地方では魚介類を食べることはできないため、大豆でたんぱく質を補っていたのでしょう。

 

世界が認めた日本の食事の中心は玄米なのです。

玄米とは

玄米を食べて食事でダイエットの効果を上げましょう

 

玄米とは、お米を収穫した後、表面の籾殻(もみがら)だけを取り覗いた状態のお米のことをいいます。

 

玄米をお水につければ稲の芽が出て、上手に育てれば秋にはお米を収穫することができます。

 

よく聞く発芽玄米とは、玄米をほんの少しだけ発芽させた状態のお米のことをいいます。

 

そして、玄米から胚芽と糠層を取り除くと白米になります。

 

糖層の残し加減によって、5分米や七分米などと呼ばれ、胚芽だけを残すと胚芽米となります。

 

ぬかや胚芽の部分には、ビタミンB群や酵素、ミネラル、食物繊維などの栄養が含まれています。

 

元禄時代には、精米の技術が発達して白米を食べる習慣が出てきました。

 

すると、ビタミンB群を摂取することができなくなり、かっけが大流行してしまいました。

 

第14代将軍徳川家茂の正室である皇女和宮も、かっけのため32歳で亡くなりました。

玄米の栄養素

玄米にはビタミンB群、食物繊維、酵素などが含まれています。

ビタミン B 群

ビタミンB1は、糖質(炭水化物)の代謝に効果があります。

 

またビタミンB2は、脂質の代謝に効果があります。

 

ビタミン B 群はお互いに助け合って機能するので、どれかを多く摂取しても意味がないと言われています。

 

1つの食材でビタミンBが数種類摂取されるということは、玄米は栄養的に見て、とても安定している食材といえるでしょう。

食物繊維

玄米の食物繊維は、白米の5倍にもなります。

 

食物繊維には、水溶性と不溶性の2種類がありますが、玄米にはどちらも含まれています。

 

不溶性の食物繊維は、ゼラチンのように水分を吸収してふくらむ性質があるので、玄米をよく噛んで食べると、胃の中で膨張して早めにお腹がいっぱいになります。

GI値が低い

私たちが炭水化物を食べると、血液中の糖分が増え、血糖値が上がります。

 

するとインスリンというホルモンが分泌されてきます。

 

インスリンは、糖を血中から筋肉や肝臓や脂肪細胞にしまい込む働きをします。

 

従って、インスリンが多く出ると、脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。

 

GI値とは、血糖値の上がり具合を指数で表わしたもので、数値が低いほど、良いと言われています。

 

白米の GI 値は81で、玄米は55です。

 

また、カロリーは白米も玄米もほとんど同じなので、同じ量を食べても玄米のほうがダイエットに向いている食品といえます。

 

一般的に、生成された白い食品は GI値が高く、生成されていない茶色や黒っぽい色の食品はGI値が低いと言われています。

 

従って、小麦粉だけで作られた白いパンよりも、全粒粉を使ったパンの方がダイエット向きです。

玄米をダイエットで活用する

ウエスト採寸する女性

 

玄米の選び方

玄米は、稲からもみがらを取っただけの状態なので、農薬が残留していることがあるので、多少値段が高くても有機玄米を購入することをお勧めします。

玄米の食べ方
普通に食べる

玄米でダイエットをする場合は、白いご飯を玄米に変えるだけです。

 

本当は、1日三食をすべて玄米に変えると良いのですが、玄米は固くて味も良くないので食べにくいものなので、三食のうち一番時間をかけて食べられるときだけ、白米を玄米に変えてみましょう。

 

玄米を一口口に入れたら、ゆっくり噛んで口の中でかなりすりつぶした状態にしてから飲み込むと、満腹中枢が早めに刺激されて、たくさんの量を食べずに済みます。

10日間玄米を食べ続ける7号食ダイエット

元禄時代以前の日本人の食事は、今から比べるととても貧しかったと思います。

 

おそらくは、玄米と梅干だけという時が多かったのではないでしょうか。

 

米が食べられるだけでも裕福ではなかったかと想像できます。

 

それでも人は生き続けて、農作業をする力があったので、玄米には恐ろしいほどのパワーがあるのでしょう。

 

10日間玄米だけを食べ続ける7号食ダイエットとは、1日三食をほぼ玄米だけで過ごすという食事方法です。

 

7号食とは、マクロビオティックの考え方の健康食事法です。

 

余計なものを体に入れないという方法によって、健康的な体になるという考え方による食事方法です。

 

まず、食事の品数が多い順番に1番から7番まで分類します。

 

数字が低くなると品数は増えます。

 

このうち、1号食から3号食は「快楽食」と言って、食べ過ぎると身体に不調が現れる品数となります。

 

健康食とは4号食から7号食となります。

7号食 玄米のみ

 

6号食 玄米+具沢山の味噌汁+漬物少々

 

5号食 玄米+具沢山の味噌汁+漬物少々+旬の野菜のみのおかず

 

4号食 玄米+具沢山の味噌汁+漬物少々+旬の野菜のみのおかず2種類

 

3号食 ご飯+味噌汁+おかず3品

 

2号食 ご飯+味噌汁+おかず4品

 

1号食 好きなものを好きなように好きなだけ食べる

七号食ダイエットのやり方

始めの10日間は玄米だけを食べ続けます。

 

このとき、ごま塩や梅干を食べても構いません。

 

また、玄米だけを食べ続けるのであれば、就寝4時間前まで、何回食べても構いません。よく噛んで食べましょう。

 

10日間玄米だけで頑張ったら、11日目からは6号食からゆっくりと品数を増やしていきましょう。

 

原則として最終的には、玄米+具だくさんの味噌汁+おかず一品まで持っていきますが、たんぱく質と野菜中心のおかずであれば、数品目食べても良いと思います。

 

特にダイエットのことを考えると、たんぱく質は大目に摂った方がよいでしょう。

 

市販のお弁当で玄米を使っているものは、だいたいが地味な食材ばかりの組み合わせになっていますが、7号食の考え方を理解すると、なるほどと思います。

 

10日間玄米だけの食事を続けることが不可能な方は、玄米+具だくさんの味噌汁+野菜の煮物程度からスタートしても良いと思います。

 

何日も1種類の食材だけで過ごすことは、栄養面から考えるとあまりお勧めできる方法ではないので、7号食ダイエットは、ほどほどに取り入れましょう。

まとめ

今回は、玄米の持つパワーがよくわかりました。

 

私たちは、大切な栄養素をわざわざ削り取って、太る元になるものだけを食べていることになります。

 

玄米は、初めはとても食べにくいですが、ダイエットだけではなく、健康面でも良い食材であることが分れば、1日に一食ぐらいであれば毎日食べても良いような気がします。

 

玄米を食べてほどほどの筋トレをすることによって、肌もつややかになり、姿勢も美しくなってと、良いことだらけです。

 

さっそく、有機(無農薬)の玄米を買いに出かけましょう。