呼吸法によって効果的に痩せる方法あります(呼吸法ダイエット)

食事制限や運動など、ダイエットをするためには我慢をすることも多く、ストレスもたまりがちですが、呼吸は何が何でもしなければなりません。

 

それならば、ほんの少しの時間、ダイエットのためにちょっと特殊な呼吸をする方法を調べてみました。

もくじ

1呼吸法ダイエットとはなに?
2呼吸法ダイエットのやりかた

呼吸法ダイエットとはなに?

私たちが健康に生きていくためには、たっぷりの酸素を必要とします。

 

血液の中に酸素が入り込むと、体中の細胞に行き渡りそのおかげでさまざまな器官が正常に動作するようになります。

 

ダイエット目的で酸素の働きを考えてみると、たくさんの酸素が筋肉に行き渡れば、それが筋肉の成長につながり、基礎代謝も上がってきます。

 

体に十分な酸素が入り込むと、自律神経を整える効果が出てきます。

 

自律神経とは、消化器や呼吸器などが順調に働くように、24時間働き続ける神経です。

 

自律神経には、昼間活発になる交感神経と、夜活発になる副交感神経があり、その2つのバランスが崩れると自律神経失調となります。

 

自律神経の中の交感神経が低下すると、太りやすくなるというデータもあります(モナリザ症候群)。

 

普段の生活にちょっとした呼吸法を取り入れることによって、いつもよりたくさんの酸素を効率的に体の中に取り込む方法を呼吸法ダイエットと呼んでいます。

呼吸法ダイエットのやりかた

腹式呼吸

呼吸法ダイエットの基本は腹式呼吸です。

 

私たちは、寝ている間は呼腹式呼吸をしています。

 

そして起きているときは胸式呼吸となります。

 

腹式呼吸をするには、横隔膜を上下させて体の奥の筋肉を使うことになります。

 

つまり、インナーマッスルを強化することができ、体のコアの部分が鍛えられ、結果的にダイエットにつながっていきます。

 

また、腹式呼吸によってお腹を動かすことになるので、内臓の血行がよくなり、内臓脂肪の燃焼効果がアップします。

 

それによってお腹周りのぜい肉がすっきりとしてきます。

腹式呼吸のやり方

1 鼻からゆっくり深く息を吸いますが、この時に胸を膨らませないで、お腹を膨らませていきましょう。

 

2 お腹がパンパンに張ったら、ゆっくり口から息を吐き出しましょう。

腹式呼吸に慣れてきたら、吸い込む秒数や吐き出す秒数を長めに取りましょう。

 

お腹がふくらんだり引っ込んだりすることによって、体の中の筋肉は相当使われていることになります。

逆腹式呼吸

腹式呼吸とは逆の呼吸方法に、逆腹式呼吸があります。

 

逆腹式呼吸は、息を吸った時にお腹をへこませる方法ですが、逆腹式呼吸の方が、息を吸った時によりいっそうのお腹がへこみます。

 

逆腹式呼吸をすると、息を吸って横隔膜が下がるときにお腹が縮んで、お腹の中の容積が小さくなります。

 

これによって、内臓が大きく動くことになります

 

従って、逆腹式呼吸の方が、内臓脂肪の燃焼や消化の機能が大きく上がります。

 

また、お腹をへこませるために腹筋を使うので、インナーマッスルが腹式呼吸のときよりも鍛えられることになります。

 

逆腹式呼吸では、お腹をへこませると横隔膜が上がり、肺を押し上げることになります。

 

するとお腹の体積が大きくなるので、酸素の取り込み量は、胸式呼吸の2倍以上と言われています。

 

逆腹式呼吸は、気功で使われる呼吸法です。

 

正式には、お腹を膨らませたりへこませたりするタイミングが難しいようですが、私たちはあまり細かいことは気にしないで、気がついた時に逆腹式呼吸を取り入れていきましょう。

逆腹式呼吸のやり方

鼻から息を吸うと同時に、お腹をへこませるだけです。

 

逆腹式呼吸によって、息を吸うと肺が破裂しそうなくらいに大きくなるのを感じることができると思います。

 

あまりにも肺が大きく広がるので、胸が痛くなりますが、これは、普段の呼吸では使われない筋肉が大きく伸びるためです。

 

私たちのほとんどは猫背気味の姿勢になっているので、肩が前に出て、胸を押しつぶしている状態になっていて、普段十分な呼吸ができていません。

 

ここで、肺の位置を確認しておきましょう。

 

肺はかなり大きくて、上は鎖骨のすぐ下から下は肋骨の終わりのあたりまであります。

 

思っていた以上に肺は大きいものです。

 

呼吸を深くすることによって、健康面でもダイエット面でもすぐれた効果がたくさん期待されるので、普段の呼吸も深い呼吸ができるように、逆腹式呼吸で呼吸のしかたを訓練しましょう。

片鼻呼吸法

片鼻呼吸法は、ヨガで使われる呼吸法です。

 

私たちの普段の鼻呼吸は、片方の鼻だけで行われています。

 

確かに、鼻で息を吸う状態を意識すると、片方の鼻だけで息を吸ったり吐いたりしていることがわかります。

 

片方の鼻で呼吸をする仕組みは、鼻の奥の鼻甲介(びこうかい)が自律神経によってコントロールされているもので、約2.5時間のサイクルで、右の鼻と左の鼻と呼吸をする鼻を変えています。

 

夜寝ているときも片方の鼻で呼吸をしていて、寝返りを打つのはこの呼吸法が原因のひとつと考えられているようです。

 

片鼻呼吸法は、片方の鼻を押さえて意識的に呼吸する鼻を変えるものです。

 

呼吸をする鼻によって使用される神経は変わるので、片鼻呼吸法は左右のバランスを整え、体を浄化する(浄化とはヨガ特有の表現方法)作用があります。

片鼻呼吸法のやり方

1 親指で右の鼻を軽く押さえ、左の鼻の穴で呼吸を行います。
2 4つ数えながら、左の鼻からゆっくり息を吸います。
3 左の鼻を指で押さえ、少し息を止めます。
4 親指を放して、右の鼻から8つ数えながら息を吐きます。

ドローイン

ドローインはダイエットのための筋トレとしては、真っ先に挙げられる有名なインナーマッスルのトレーニング方法です。

 

腹式呼吸と逆腹式呼吸を組み合わせて筋トレをおこないます。

ドローインのやり方

1 仰向けに寝てお腹に手を当てます。
2 大きく息を吸って、お腹をへこませます(逆腹式呼吸)。
3 息を吐きながら、さらにお腹をへこませます(腹式呼吸)。
4 おへそが背中にくっつくほどお腹がへこんだら、そのままの状態で、胸で浅く呼吸をしながら30秒キープします。

ドローインは、慣れると起き上がっていても歩いている時でも、手軽にできる筋力トレーニングです。

 

呼吸法は、慣れてしまえばいつでもどこでも行うことができます。

 

どの呼吸法も、ダイエットに限らず健康面でもとても良い効果があるので、習慣になるように始めてみてはいかがでしょうか。