トレーニング方法はまた別の場所でご紹介します。
2.バランスディスク(バランスクッション、バランスボード)
バランスボールは大きすぎて、どうしてもじゃまだだという方には、バランスディスクをお勧めします。バランスディスクはバランス感覚を養うことはもちろん、体幹トレーニングとしても利用できます。
バランスディスクを選ぶときのポイントは、横から見たときの厚みです。
どら焼のように厚みのないタイプと、マカロンのように多少厚みのあるタイプがありますが、マカロンタイプの方が浮遊感が高く、トレーニング効果が出やすいです。
材質は硬いものよりも多少やわらかめの方が、浮遊感があります。
バランスディスクもバランスボールと同じように使い方は簡単です。基本的には、家にいるときバランスディスクの上に乗って立っていればいいのです。
両足で立ったり片足で立ったり、片足で膝を曲げて屈伸運動をしたり、それだけでも体幹を鍛えることができます。もちろん椅子の上に置いて座れば、バランス感覚もついてきます。
また、床の上でバランスディスクの上に座り、足を前に投げ出して浮かせながら自転車こぎをするだけで、インナーマッスル(腹横筋)を鍛えることができます。
3.バランスポール
バランスポールは体のゆがみをなくして正しい姿勢になるために使われています。
整形外科のリハビリテーションルームにも必ず置いてあります。
バランスポールは、円筒形の90cm くらいの軽い棒です。1日に5分から10分この棒の上に縦に寝たり横に寝たりして、体のこわばりをなくし正しい姿勢を作り出します。
正しい姿勢になるためには、体幹を鍛えなければなりません。ところが、現代人は体幹の奥にあるコアと呼ばれる小さな筋肉を使えていないため、背骨が安定せず、猫背になったり、骨盤がゆがみます。体のゆがみは体重増加にもつながります。
バランスポールの上に横になるだけで、体中をストレッチすることができます。普段使われていない体幹の筋肉も十分にのびて、筋トレの効果があります。
ここからは、実際に体を動かして軽い筋トレをするための道具をご紹介します。
4.ペットボトル(ダンベルの代わり)
同じ種類のペットボトルを2本用意します。2本に同じ分量の水を入れます。これで手作りのダンベルができ上がりました。自分の筋力に応じて、お水の量を変えることができるので便利な手作りダンベルです。
ペットボトルいっぱいに水を入れないと、中で重心が移動して多少やりにくいかもしれません。慣れてきたら、本格的なダンベルを買ったほうが良いかもしれません。
ダンベル(ペットボトル)を持ってバランスボールに座ったり、バランスディスクの上の立って腕を横に上げ下げするだけで、床の上でのトレーニングよりも効果が上がります。不安定な場所でのトレーニングは、効果が上がりやすいと言われています。
ダンベルは、使い方によって大胸筋や腹筋、背筋、太ももなどの筋肉が鍛えられるため、余分な脂肪が減ってすっきりした体になります。女性は男性よりも筋肉の付き方が弱いので、どんなに頑張ってもムキムキになることはありません。安心してトレーニングをしましょう。
5.トレーニングチューブ
チューブトレーニングは場所や時間を選ばず、怪我をしにくいトレーニング方法です。1本持っているといつでもどこでもトレーニングができます。
トレーニングチューブを使うと、目的の部位別にトレーニングができます。また、1本のチューブの持ち方を変えたり、数本使うなど強度を選択できます。
チューブは4種類あります。
◎紐タイプ
長い紐の状態のチューブで、色によって強度のレベルが分れています。
紐タイプは初心者向けで、切って使ったり持ち方によって長さの調節ができるため、強度を自由に変えることができます
◎ハンドルタイプ
チューブの両端に電車のつり革のようなハンドルがついています。やはりこちらもチューブの色によって強度のレベルが分れています。手で持ったり足をひっかけたりして使います。
◎ペタンコのもの
ぺたんこのチューブは、結んだり、2重3重に重ねて使うことができます。とても薄いので摩擦に弱く、劣化しやすい点がデメリットです。
100円ショップにも売っていますが、質が悪いので両手で持って引っ張ると切れて、顔に当たるのでとても危険です。
◎輪のタイプ
輪ゴムを巨大にした、平たくて輪になっているタイプのチューブです。手や脚を入れて、ももの内側やお尻などを鍛えることができます。
ダイエット目的のチューブトレーニングは腕を鍛えたり、胸やお腹を鍛えたり、太ももやふくらはぎを鍛えたり、背中やお尻、股関節周り、体幹トレーニング、ついでに肩こりケアなどたくさんのトレーニング方法があります。
チューブトレーニングのダイエット方法
6.ヨガマット(筋トレマット、フィットネスマット)
ヨガマットはいろいろな呼び方がありますが、どれも同じです。
クッションの働きをするので、硬い床の上でのトレーニングには必需品です。
肘や膝を守り、床に傷がつくのを守ることもできます。
厚さや面積が微妙に違うので、きちんと確認して適切なものを選びましょう。
ヨガマットをグルグルと巻いて、仰向けに寝て腰の部分に当てると、ストレッチポールの代わりにもなります。
7.ルームランナー(トレッドミル)
ルームランナーは、室内でウォーキングやジョギングやランニングができます。ダイエットのためのトレーニングや、高齢者の健康維持のために、最も適したトレーニングマシンと言えます。
自宅で有酸素運動ができ、テレビを観ながらもトレーニングできます。
ルームランナーを選ぶときのポイントは、ランニング面の面積と連続走行可能時間や体重制限などを考えて選びましょう。
2、3万円の安いものはウォーキングマシンとなってしまい、時速が5キロ~8キロまでしか出ませんからあまりお勧めできません。
きちんとしたルームランナーには、走行距離や消費カロリーだけではなく、心拍数なども表示されるので有酸素心拍数運動も簡単にできます。
また、角度を変えると坂道を走っている状態にもなります。体脂肪を燃やしてダイエットをしたい方にはお勧めのマシンです。
ルームランナーのデメリット
8.エアロバイク(フィットネスバイク)
エアロバイクは自宅のトレーニングマシンとして、女性に大人気です。自転車をこぐ感じで有酸素運動を行うことができます。
有酸素運動と言えば、代表的なトレーニングはジョギングやウォーキングや水泳です。朝起きてすぐのジョギングはダイエットに効果的なトレーニング方法ですが、朝から外に出たくはない方にとっては、ルームランナーまたはエアロバイクがお勧めです。
エアロバイクのほうが体重がダイレクトに両足に伝わらないので、足腰や膝への負担が少ないことが特徴です。
エアロバイクは主に下半身の筋力アップに効果的です。
値段の安いものを選ぶと、負荷設定ができなかったり、心拍計がない場合があります。心拍計があると有酸素心拍数運動ができます。
エアロバイクは体に負担がかからないため、高齢者にもお勧めです。
エアロバイクの効果クチコミ
9. 家庭用キャビテーション
キャビテーションという言葉は、2012年頃から痩身エステ業界で使われ始めました。
寝ているだけで脂肪細胞を破壊してくれるという画期的マシンで、痩身エステサロンの目玉商品となっています。
普通のトレーニングでは、太りきったひとつひとつの脂肪細胞から脂肪を溶かし出して、普通サイズに戻すことによって痩せていきますが、キャビテーションを使うと脂肪細胞自体を破壊するため、脂肪細胞の数が減り、リバウンドしにくいと言われています。
痩身エステサロンでキャビテーションの施術を受けると、EMSとセットで2ヶ月で30万円程度の金額がかかります。
家庭用のキャビテーションマシンは、エステのものよりも出力が劣りますが、一番高いものでも20万円以下で買うことができます。
キャビテーションの危険、仕組み、効果
10. 家庭用 EMS
痩身エステサロンではキャビテーションと同時に EMS を使って、寝ているだけで筋力をアップしてくれます。
EMS はテレビショッピングなどでもおなじみです。
気になる場所にパットを貼って、電気信号で筋肉を直接動かします。
お腹に使うとたった10分の EMS で、腹筋数百回分の効果があると言われています。
こちらも家庭用のものは、痩身エステサロンで使っているものよりも出力が弱くなりますが、キャビテーションと同じようにいつでも気軽に使えることが特徴です。
痩身エステサロンでは、キャビテーションと EMS がセットになって2ヶ月で30万円程度かかります。
おまけ ウエアラブルガシェット 活動量計
活動量計は2014年から日本で大きく取り上げられるようになりました。時計のように腕に巻き(リストバンド型)、内蔵されている加速度センサーなどによって一日の歩数や移動距離、消費カロリーや心拍数、活動時間、そのうえ睡眠時間や眠りの深さまで測定します。
万歩計(歩数計)は移動距離によって歩数や消費カロリーを表示しますが、活動量計はお掃除やデスクワークなども含めた24時間の活動全体の消費カロリーを測ることができます。
スマートフォン専用のアプリが連動されている物もあり、設定しておいた目標歩数に達しないと怒られたりします。
素晴らしい特徴として、驚きの目覚まし機能があります。
寝ている時も装着しておくと、起きたい時間の少し前、眠りが浅くなったタイミングで起こしてくれます。
振動で起こしてくれるので、音に驚くこともありません。
まとめ
いかがでしたか。
ダイエットグッズとして、今すぐ欲しくなってしまうようなものもあったのではないでしょうか。
ダイエットのための筋トレは、本当だったらあまりやりたくないことです。
でもやるならば、できるだけ楽に、そしてできるだけ楽しくやりたいものです。
効果的なグッズを使って、美しく痩せられるようにがんばりましょう。
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