ダイエットを行うとき、うるさく言われるのが食事制限と運動です。
それから忘れてならないのが骨盤矯正です。
骨盤が歪んでいることによって全身に影響が出て、太りやすくなってしまうという理由で、骨盤は是非とも矯正したいものですね。
それから、骨盤からつながる脚の部分で 、O 脚や X 脚も矯正すると脚がまっすぐになって、身長が数センチ伸びます。
この骨盤やそのほかの筋肉の矯正に一役買ってくれるのが、キネシオテープです。
今回はキネシオテープを貼って、骨や筋肉を矯正する方法を検証して行きます。
もくじ
1キネシオテープってなに?
2キネシオテープの効果
3キネシオテープの貼り方
キネシオテープってなに?
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お相撲さんや陸上の選手たちが、体にテープを貼っているところをテレビで見たことはありませんか。
お相撲さんの中には、肌の色と同じものでガムテープのような物を、体中に貼り付けている方もいます。
これがキネシオテープです。
キネシオテープとは、粘着性がある伸縮性のテープで、筋肉に貼って、筋肉の補助をしたり、骨の位置の矯正をします。
キネシオテープの効果
正規のキネシオテープは、皮膚と同じ伸縮率で作られていて、厚みや重さも皮膚と同じ程度に作られています。
キネシオテープを貼ることによって、皮膚や脂肪を持ち上げることができます。
重力に逆らって、皮膚やだらりと落ちた脂肪を持ち上げることによって、皮膚の下にすき間ができて、血液やリンパの流れを良くしてくれる働きをします。
血液やリンパの流れがよくなると、老廃物がきちんと排出されるようになり、むくみや冷えがケアされます。
むくみはそのままの状態にしておくと、その部分に老廃物がたまり脂肪細胞のすき間に入り込んで、コラーゲンと絡まってセルライトとなってしまいます。
セルライトになると個人で取ることは不可能となってしまうので、脂肪がセルライト化しないうちに、老廃物をきちんと排出しておきましょう。
キネシオテープの貼り方
筋肉や骨の治療のために使うテープは伸縮性の強いものですが、ダイエット効果を上げるためのテープは、あまり伸びないタイプのものを使うと効果的です。
お勧めは筋肉関節固定用テープです。
最近は、たくさんの色のキネシオテープが出回っています。
ピンクや黄色のテープでかわいく演出したり、黒いテープで筋トレしている感を出すのもいいでしょう。
キネシオテープを強く引っ張りすぎて体を締め付けないように気をつけましょう。
キネシオテープを貼る時には、体毛が濃いと剥がれやすいので剃っておきましょう。
また、マッサージオイルを使ったあとなどは、剥がれやすくなっているので、肌に何も塗ってない状態で貼りましょう。
肌が弱い方は、シルクタイプのキネシオテープを使うと良いようです。
キネシオテープを貼ったら、角を落としておくと剥がれにくくなります。
それでは骨盤の位置を調整したり、脂肪によってたるんだ筋肉を調整するために、キネシオテープを貼っていきましょう。
テープは、5cm 幅のものを使いましょう。
お腹
骨盤からみぞおちの少し上の部分まで、逆ハの字を描くように貼ります。
つまり、両脇のみぞおちの少し後ろ側から、骨盤の中心に向かって貼っていきます。
お腹はかぶれやすい場所なので、長時間貼り続けないように気をつけましょう。1日2時間程度がよいでしょう。
わき腹
腰骨から脇の下5cm 程度まで、一気に貼りましょう。
わき腹のキネシオテープは剥がれやすいので、両端の部分に横にテープを貼って固定しましょう。1日2時間程度がよいでしょう。
反り腰
キネシオテープを2本用意します。肋骨の下からまっすぐ下に向かって、軽く引っ張りながら太ももの上の部分まで、左右1本ずつ貼っていきましょう。
ヒップ
太ももの後ろのつけ根の外側から、お尻の盛り上がりに沿って、体の中心まで斜めに貼り上げます。
1日のうちで一番動く時間帯に4時間程度貼っておきましょう。
太もも全体
太ももの外側の股のつけ根から、太ももの前の方向に向かって下がってきます。
そのままグルグルと太ももをらせん状に回り、太ももを2周半くらいしましょう。活動時間帯に、4時間程度貼りましょう。
太ももの外側
膝の外側の10cmくらい上から、太ももの外側に沿って腰骨のすぐ目まで、キネシオテープを引っ張りながら貼っていきましょう。
こちらも1日のうちで一番動く時間帯に4時間程度貼っておきましょう。
太ももの前側
膝のお皿の内側から、太ももの前を斜めに通過して、腰骨の張ったところまで貼りましょう。
こちらも活動時間帯に、4時間程度貼りましょう。
太ももの内側
膝下10cm くらいの内側から、太ももの内側のつけ根あたりまで、まっすぐ貼ります。
こちらも活動時間帯に、4時間程度貼りましょう。
ふくらはぎ
キネシオテープを2本使います。
1本は内側のくるぶしの後ろ側から膝の関節の内側まで、もう1本は外側のくるぶしの後ろから膝の関節の外側まで、包み込むように貼りましょう。
1日4時間程度がよいでしょう。
足首
内側のくるぶしから10cm程度上の部分から、足の裏を通って、外側のくるぶしの10cm程度上まで貼ります。
もう1本のキネシオテープで、先程のテープの両側を、足首の後ろ側を通して止めます。
寝る前に貼って、翌朝剥がしても大丈夫です。
二の腕
腕を下ろして、肩の関節の出っ張ったところから、肘に向かって上から下に貼ります。
1日4時間程度にしましょう。
O脚
膝の少し上の内側から、膝の後ろを通り、引っ張りながらふくらはぎを一周して、ふくらはぎの内側までぐるりとらせん状に貼っていきましょう。
X 脚
膝の少し上の外側から、膝の後ろを通って、引っ張りながらふくらはぎを一周して、ふくらはぎの外側までぐるりとらせん状に貼っていきましょう。
キネシオテープは、たるんだ脂肪を持ち上げてくれるだけでなく、太ももの前後やふくらはぎの左右の筋肉など、筋肉のどちらかが緊張してどちらかがゆるんでいる場合、ゆるんでいる方に緊張を与えてくれます。
その結果、骨盤が矯正されて、O 脚や X 脚も矯正することができます。
脂肪が気になる部分や筋肉がゆるんでいる部分に、キネシオテープを貼って、ダイエットのための補助として役立てましょう。
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