腕を振るたびに、ぷるぷると元気よく揺れる二の腕の振り袖肉!
私たちは、この二の腕ぷるぷるのおかげでノースリーブを着ることもできず、それどころか、半袖の洋服を着るにも気が引けてしまいますね。
二の腕は痩せにくいと言われているようですが、一度太ってしまったら細くするのは無理なのでしょうか。
いいえ。
そんなことはありません。
太い二の腕も細い二の腕に近づけることは十分可能です。
今回は、二の腕痩せを成功させるための方法をご紹介します。
二の腕痩せのための筋トレ・運動
それでは、ここからはぷるぷる二の腕を引き締めるために、普段あまり使われない上腕三頭筋の筋肉を鍛えるトレーニングを始めましょう。
ダンベル
1 ダンベルや水が入ったペットボトルを、1本用意しましょう。
2 床の上で四つんばいになります。
3 左手は床につけて、右手はダンベルを下げた状態で持ち、肘を脇に沿ってまっすぐ上に引き上げます。
4 このままの状態から腕を伸ばして体に沿って後ろに振り上げます。
5 おしりに触ることができたら、腕を曲げながら元の位置まで戻しましょう。
反動をつけないで、腕の力だけでダンベルを持ちあげましょう。
また、ダンベルが重すぎると腕以外の筋肉を使ってしまうので気をつけましょう。
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腕を振る
2 手首を曲げて手の平を外側から内側に回しましょう。
気がついた時に好きな回数を行いましょう。
腕をねじる。
2 手の平を体の前側に向けます。
3 そのまま手の平を外側にねじりましょう。
腕だけではなく肩から動かすようにしましょう。
腕のストレッチ
2 小指が内側を向くように腕をひねると、二の腕の部分が引っ張られていることがわかります。
腕立て伏せ
普通の腕立て伏せができない方は、膝をついて行いましょう。
このとき、両手の幅が肩幅よりも狭くなると腕の筋肉がつき、肩幅よりも広くなると胸の筋肉がつきます
膝をついても腕立て伏せを何回もできない方は、立ち上がって壁に手をついて、体を少し斜めにして腕立て伏せを行いましょう。
このとき、腰が反ると腕に力が入らないので、体はまっすぐの状態で腕だけ曲げていきましょう。
二の腕が太りやすくなる原因
このように、私たちの普段の生活では、力こぶの方の筋肉(上腕二頭筋)はよく使いますが、振袖側の筋肉(上腕三頭筋)はほとんど使われていません。
太ももと二の腕は痩せにくいと言われていますが、使われてない筋肉であれば痩せにくいのも当然なのかもしれません。
また困ったことに、二の腕は筋肉よりも脂肪の量が多いことも、痩せにくい1つの原因となっています。
腕の筋肉量が減ることによって、皮膚を支えることができなくなり、たるんでしまってさらに太く見えてしまう可能性もあります。
ダイエット対策で皮膚のたるみをケアするには、上腕三頭筋を変えることが大切です。
他にも腕が太りやすくなる原因はいくつかあります。
セルライト化してしまう
腕の表面がでこぼこしてはいませんか。
腕に脂肪がたまってくると、セルライト化してしまいます。
セルライトは、老廃物が脂肪細胞のすき間に入り、コラーゲンと絡まりあってガチガチに固まってしまう状態です。
セルライトは女性の70%くらいの方が持っていて、一度できてしまうと素人では取れにくく、そのままにしておくとどんどん大きくなってしまいます。
痩せている方にもセルライトがあるので、気を抜かないで注意しましょう。
セルライトができる原因は、老廃物がたまることです。
リンパ液や血液の流れが悪いと、老廃物がなかなか体の外に排出されることができなくなり、それがむくみとなってしまいます。
マッサージや筋トレで、血流やリンパの流れを正常にするとむくみはケアされていきます。
また、むくみは塩分や糖分の取りすぎなども関係してくるので、味つけの濃い食事には気をつけましょう。
肩甲骨周りの筋肉が固い
肩甲骨のまわりの筋肉が固いと、肩や腕の動きが悪くなってしまいます。
筋肉を十分に伸ばして大きな動きをすることで、筋力アップして血流やリンパの流れも良くなります。
なので腕だけではなく、背中周りの筋肉も柔らかくするようにこころがけましょう。
また、肩甲骨のまわりには褐色脂肪細胞があります。
褐色脂肪細胞は、脂肪を燃やす働きがあるので、この脂肪細胞を刺激して活性化させておきましょう。
猫背
猫背になると肩甲骨が開いて、肩が体の前の方に傾いてしまいます。
すると、普段使われにくい二の腕の部分の筋肉が、ますますゆるんでしまいます。
理想の二の腕のサイズは?
二の腕の太いことは気になりますが、腕は細ければ良いというものでもありません。
一応美容上における理想の二の腕のサイズは、計算方法があります。
この公式から、理想の二の腕周りのサイズを計算してみましょう。
身長155cmの方は、理想の二の腕周りは23.25cm です。
この数値は、あくまでも目安として考えましょう。
腕の筋肉は2種類
私たちの日常の腕の動かし方を考えてみましょう。
実は腕はそれほど使われていません。
デスクワークでは、マウスより重いものを持つことは滅多になく、しかもそのマウスがでさえ、手首より先の力しか使っていません。
食事中はお箸より重いものは持たず、せいぜい腕を使うとすれば、買い物で荷物をぶら下げて帰る時ぐらいでしょう。
このように、重いものを持つ時や何かを運ぶ時には、上腕二頭筋という筋肉を使っています。
この筋肉は毎日使うので、多少鍛えられやすい筋肉で、力こぶもここでできます。
また、上腕二頭筋は何かを引っ張る時にも使われますが、物を引っ張るという動作はあまりありません。
せめて、コンビニの入口のドアをかわるがわるの腕を使って積極的に開けましょう。
デパートの入り口も、自動ドアを使わずに、積極的に大きくて重いガラスのドアを開けるようにしましょう。
腕には、もう1種類の筋肉がついていますが、これはあまり知られていません。
小学校の時の雑巾がけを思い出しましょう。
雑巾がけの動作は、腕で強く雑巾や床を押して前に進みます。
大人になると、普段の生活でこのように何かを押すという力を使うことはあまりありません。
この、押す動作をする時に使われる筋肉が、上腕三頭筋です。
上腕三頭筋の体積は、上腕二頭筋の1.5倍もあり、力こぶの反対側にあります。
上腕三頭筋は、私たちの悩み多き二の腕ぷるぷるの振袖あたりにあります。
この上腕三頭筋を使わなければ脂肪が垂れ下がってきます。
最後に
二の腕の筋肉は普段あまり使わないので、ストレッチをするだけでスジが痛くなってしまうかもしれません。
二の腕をすっきりさせるには痩身エステに行くかトレーニング以外に方法はないので、毎日数分間の筋トレを続けてみましょう。
二の腕の脂肪は取れにくいのですが、筋肉をつけることによってぷるぷるの部分が必ず引き締まってきます。
2、3か月では効果が望めないかもしれませんが、頑張って半年くらい続けてみましょう。
「半年もかけていられない」「一日も早く二の腕痩せをしたい」という人は、痩身エステを検討してみると良いでしょう。
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