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冷え体質は太る元 体を芯から温めて代謝率を上げる方法

体温が上昇した女性

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体を冷やすとむくみやすくなったり、セルライトができやすくなります。
体温を1度上げると代謝率は大幅にアップ。
血行を良くして体を中から温め、ダイエットの効果をあげましょう。

もくじ

1 体温を一定に保つシステム
2 冷え性とは
3 冷え性の原因
4 冷え性の種類
5 冷えをケアしてダイエット効果を上げる方法
6 まとめ

体温を一定に保つシステム

私たち人間は、気温の変動があっても体温が大きく変わることがなく、常に一定の体温を保つ恒温動物です。
体温を一定に保つために血液の流れる量を変えたり、夏には汗をかくなど、私たちが気がつかないところで、体の中ではさまざまな努力がなされています。
たとえば、真冬に急に外に出て強い寒さを感じると、その情報は自律神経の視床下部に伝えられ、ここからの命令で血管が縮まり、血液の流れを悪くします。
すると、皮膚表面の温度が低く保たれて、体内の熱が外に逃げにくくなります。
また、寒さによって体を震わせて、筋肉を動かすことで体温を上げようとします。
夏になると、暑さで体温が上がらないように血管を広げて、たくさんの血液を流します。
それから皮膚表面の温度を上げることで熱を放出したり、汗によって熱を逃がします。

冷え性とは

私たちの体には体温を一定に保つ働きがあるので、寒いところに行っても多少指先や足先が冷たくなる程度です。
しかし、指先や足先の冷え方が強く、常に冷えているような状態が続くとき、冷え性と呼びます。
冷え性になると、真夏でも足先が冷たくなり、靴下を履きたくなってきます。

冷え性の原因

医師冷え症解説

冷え性の方は、体温調節機能が上手に働かない状態にあります。

自律神経が乱れる

昼夜の区別がはっきりしないような不規則な生活やストレスが重なると、自律神経の働きが悪くなります。
また、エアコンによって部屋の中と外の温度が大きく変わるため、その差に自律神経がついてゆけなくなり、働きが鈍くなります。

皮膚の感覚が鈍くなる

きついガードルやストッキングなどによって体を締め付けると、血液の循環が悪くなります。
血液が停滞すると、皮膚が暑いのが寒いのかがわからなくなり、体温調節の指令が働きにくくなります。

血液の流れが悪い

血液を押し出す力が弱くて、貧血気味や低血圧の方は、血液の流れが悪くなりがちです。

筋肉の量が少ない

男性で冷え性の方はあまり聞いたことありません。
冷え性は、圧倒的に女性の方が多いのですが、これは筋肉の量に関係しています。
筋肉は体を動かす時に使われるだけでなく、血管を押して血液の流れを良くする働きがあります。
筋肉量が少ないと、このポンプの役割が弱くなってしまい、血液の流れがスムーズに行なわれなくなります。
女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、冷え性になる方が多くなります。
また、体を使う仕事よりもデスクワークの方が筋肉量が少ないので、冷え性になりやすくなります。

女性ホルモンの乱れ

30代半ばを過ぎると、女性ホルモンの分泌が乱れやすくなります。女性ホルモンの減少によって筋肉量が減少し、血行が悪くなります。

冷え性の種類

女性腕くみ寒い

手の指や足先が冷えるタイプ
特徴

指先や足先が冷える
夏以外は強い冷えを感じる
体が硬い
脚の指でじゃんけんができない

原因

関節や筋肉が硬いため、血管が硬くなり血流が悪くなります。
また、きつい下着でウエスト周りを締め付けていることも、血液の流れが悪くなる原因になります。
血液の流れが悪くなると、指先や足先の毛細血管にまで血液が行き届かなくなります。
その状態でさらに寒さの刺激を受けると、血管が過剰に収縮をしてしまい、体の先端が氷のように冷たくなります。

冷えやすくなる太り方のタイプ

血液の流れが悪くなると、細胞内の水分や老廃物が血管に戻りにくくなり、体の中にたまってしまいます。
すると、それがむくみとなり、さらには老廃物が脂肪細胞のすき間に入り込んで、セルライト化してしまいます。
下半身がむくみやすく脂肪がついている方は、「指先や足先が冷える」タイプの冷え性になります。

体の中心の体温が低いタイプ
特徴

腰から下が冷えやすい
冷たい物が大好きで冬でも欠かせない
生理不順になりやすい
運動不足で筋力がない

原因

このタイプの冷え性は、内蔵温度が低いといえます。
冷たいものが大好きで、真冬でもドリンクの中に氷を入れたり、アイスクリームは一年中欠かせない、お腹まわりの筋肉が弱いため血液の循環が悪くなる、服装は一年中薄着でお腹まわりを温めたことがないなど、一見暑がりで、お腹周りを冷やすようなことを好んですることによって、内臓が冷えてしまいます。

冷えやすくなる太り方のタイプ

内臓の温度が下がると、内臓を守ろうとしてお腹周りには脂肪がつきます。
また、お腹周りの筋力が弱いので、内臓支えることができず、下がった内臓が原因で下腹部がぽっこりと出てしまいます。

血管拡張型
特徴

全身が冷えやすい
一年中夏でも寒く感じる
冷えているのに、顔だけほてる

原因

自律神経が乱れて血管が広がってしまい、体温が外気に奪われます。
このため、首や背中など、比較的体表温度が高い部分でさえ、冷えを感じてしまいます。
一方、血管が広がるため、指先や足先の温度は上がり、ほてることがあります。

冷えやすくなる太り方のタイプ

全身が平均的に冷えるため、冷えている部分を覆うように体全体に脂肪がつきやすくなります。

隠れ冷え性タイプ
特徴

自分では冷え性だとは全く思っていない
冬でも手足がほてる
コーヒーが大好き

原因

自分では自覚症状がなくても、体の中では体温が下がっている状態です。
冷たいものやコーヒーなどを好んで飲むため、内臓の温度が下がり、隠れ冷え性となります。

冷えやすくなる太り方のタイプ

内蔵温度が下がるため、体温をキープしようとお腹周りに脂肪がつきます。
冷えにより内臓の消化・吸収能力も落ち、肌荒れの原因にもなります。
また、冷えることによって血の巡りが悪くなるため、細胞に十分な酸素や栄養分が行き届かなくなります。
すると代謝が落ちて、さらに血液の循環が悪くなり、冷え体質になってしまいます。

冷えをケアしてダイエット効果を上げる方法

冷えをケアするには、食事と運動と保温が大切です。

冷え性対策 食事編

食事によって体の中から温めましょう。

根菜類を主に食べる

大根やにんじんなど、土の下でできる食べ物は体を温めるといいます。
反対に、葉物野菜など土の上で育った食べ物は、体を冷やします。
おみそ汁にたっぷりの根菜を入れて、熱々にして飲みましょう。
また、冬は鍋物を多くすると体が芯から温かくなり、たっぷりの汗をかいて痩せやすい体質になっていきます。

ビタミン類

*ビタミン B1 代謝を良くしてエネルギーを作ります。豚肉・うなぎ・大豆・卵など。
*ビタミン C  鉄分の吸収を良くするために、貧血の予防になり、毛細血管を丈夫にします。果物や緑黄色野菜など。
*ビタミンE 毛細血管を広げて、血液の流れを良くします。
また、女性ホルモンの分泌も調整します。 うなぎ・ナッツ類・卵の黄身など。

たんぱく質

たんぱく質によって筋肉の量を増やし、血液の流れを良くします。
また、筋肉の量が増えることにより、基礎代謝が上がるので痩せやすい体になります。

体を冷やす食べ物

*ビール ビールはキンキンに冷えていないとまずいと言って、冷やしすぎのビールに慣れてしまうと、体を一気に冷やしてしまいます。
*コーヒー コーヒーを飲み過ぎると体が冷えるので、温かいコーヒーであっても飲む量を加減しましょう。
アイスコーヒーに至っては、さらに体を冷やします。
*アイスクリーム アイスクリームは、乳成分と糖分で冷える原因を作ります。乳製品は体を冷やします。
アイスクリームだけでなく、ドリンク類は甘みものないものを飲む習慣づけをしましょう。

冷え性対策運動編

体を冷えから守るには、指先足先を動かし、足首の関節を柔らかくして、お腹周りの筋肉を鍛えていくことが重要です。
これは、ダイエットのための運動にもつながるので、積極的に毎日行なうと、冷えのケアとダイエットトレーニングを同時に行なうことができます。

足先を動かす

足の指でグーチョキパーのジャンケンをしましょう。また、足の指を広げられるように練習をしてみましょう。

足の関節を柔らかくする

足首を大きく伸ばしたり曲げたり、グルグル動かしましょう。いつも足の甲を両手の指で揉みほぐしましょう。

お腹周りの筋肉を鍛える

お腹の奥にあるインナーマッスルと腹筋を鍛えましょう。

おしりずりずり歩き

1 床に座って足を前に投げ出します。
2 お尻の力で前に10歩進みます。
3 今度は、おしりの力でうしろに10歩下がります。前に進む時も後ろに下がるときも、腰を大きくひねりながら進みましょう。お尻ずりずり歩きでは、インナーマッスルを鍛えることができます。

腹筋トレーニング

1 仰向けに寝転んで膝を立てます。
2 手を頭の後ろで組んで、ゆっくり上体を起こします。
3 おへそが見えるところまで来たら、ゆっくり元に戻しましょう。

保温対策編
3つの首を温める

手首、足首と首を温めましょう。ウールやシルクなどの、天然素材のマフラーや手袋などで防寒をしましょう。
このとき、化学繊維のものを使うと静電気が起こります。静電気は冷えの原因になるので注意しましょう。

腹巻

薄い腹巻であれば表にも響かないので、お腹周りの保温のために使うと良いでしょう。

半身浴

38~40℃くらいのお湯で半身浴をすると、全身が温まり血行がよくなります。
ただし、長時間入浴しているとお湯の温度が下がるため、かえって冷えることになります。
半身浴は、長時間続けない、または、沸かし返しのできるタイプのお風呂で行ないましょう。

頭寒足熱を心がける

部屋全体をエアコンで暖めるより、ホットカーペットやコタツを利用して腰から下を温めて、上半身は首以外薄着で過ごす方が冷え対策になります。

まとめ

冷えは万病の元と言われるくらい、体にとっては大きな負担となります。
体温が1度下がることによって、免疫力や基礎代謝や体内酵素の働きなどが大きく下がります。
これは、ダイエットを志す私たちにとっては大きな障害になります。
一年中体を外から、そして中から温めて基礎代謝を上げることによって、ダイエットを促進することができると良いですね。

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