ちょっと薄めの洋服を着ると、ブラからはみ出したぜい肉が目立ってしまいます。
自分の後ろ姿は気が付きませんが、誰かの脇や背中のハミ肉をみたら要注意!!さっそく引き締めダイエットを行ないましょう。
もくじ
1 脇や背中のハミ肉の原因
2 ブラジャーのサイズを見直す
3 脇のストレッチと筋トレ方法
4 背中のストレッチと筋トレ方法
脇や背中のハミ肉の原因
脇のハミ肉が十分育った状態でブラジャーを着けると、ブラジャーの脇から背中の部分に脂肪がくい込んで、山の中を走る1本道のようになってしまいます。
脇のハミ肉の一番の原因は、脂肪のつきすぎといえますが、脇に関しては、もう1つ特有の原因があります。
それは、ブラジャーのサイズが合っていないのではないかということです。
ブラジャーのサイズが合わないと、バストの肉が脇や背中に流れてしまい、流れたままその場にとどまってしまいます。
背中のハミ肉
背中のハミ肉の主な原因は、背中の筋肉が年々衰えていくことがあげられます。
筋肉が衰えて、その場所に脂肪が乗ることによって、背中は全体的にたるんできます。
しかも、脂肪はぷよぷよとやわらかいので、ブラジャーに押しつけられると、押し出されてはみ出したようになってしまいます。
また、猫背も背中に無駄な脂肪がつく原因となります。
猫背になると、背中がゆがみ、肩甲骨周りに脂肪が増えていきます。
デスクワークが多いと、同じ姿勢でいる時間が長くなります。すると、背中の筋肉が硬くなり、血行が悪くなって脂肪がつきやすい状態になります。
ブラジャーのサイズを見直す
ブラジャーを買う時には、毎回フィッティングをして、できればプロのフィッターに見てもらいましょう。
まずは胸のトップサイズの採寸ですが、立ったままでトップを測ると、胸が垂れている状態で測ることになるので、必ずおじぎをして測りましょう。
カップの中にバストを収める時、バストが脇に流れてしまうので、反対の手でバストをしっかりカップの中に収めましょう。
そして、下着のワイヤーのカーブの部分が、自分の胸に合っているかどうかを鏡で確認しましょう。
もしカップが大きすぎたり小さすぎた場合は、カップのサイズを変えたり、アンダーをワンサイズ変えてみましょう。
アンダーをワンサイズ変えたときには、カップの大きさも変えましょう。
75のCカップと80のCカップでは、カップの大きさが違います。必ずアンダーとカップのサイズをいろいろ変えて、フィッティングをしてみましょう。
脇のストレッチと筋トレ方法
小・中学校のラジオ体操以来、脇を伸ばしたことがあるでしょうか。
普段の動作で、脇を伸ばすという動きはあまりありません。せいぜい高いところのものを取る時ぐらいしか、脇は伸ばさないものです。
これが、脇にぜい肉がつきやすくなってしまう原因の1つです。
脇をストレッチして、さらに軽い筋トレを行なって、脇の筋肉を引き締めていきましょう。
脇のストレッチ1
1 両腕の肘を曲げて、横に大きく広げます。頑張る!というときにとるポーズです。
2 そのまま腕を上げて、頭の後ろで交差させましょう。脇がつっぱったら、30秒キープしましょう。
脇のストレッチ2
ラジオ体操の中の1つのポーズをやってみましょう。
1 脚を開いて左手を腰に当てます。
2 右手をあげて、体を左側に倒しながら、脇を十分伸ばしましょう。
ラジオ体操のように反動をつけなくても良いので、体を横に倒して、脇が伸びたら10~20秒キープしましょう。普段脇を伸ばすことがないので、これだけでも結構きつく感じます。
脇の筋トレ1
ダンベルか水の入ったペットボトルを用意しましょう。
1 椅子の上に右手と右膝をつきます。
2 左手にペットボトルを持って、ゆっくり下げていきます。
3 下がりきったら、ゆっくりと肘を曲げて、ペットボトルを胸まで寄せましょう。両腕でそれぞれ20回程度行ないましょう。
手を下に下げるときには、多少体をひねって、肩から思い切り下に下げるようにしましょう。
脇の筋トレ2
1 床に横向きに寝ます。脚はまっすぐ伸ばしておきます。
2 肘をついてお尻を上げて、体が一直線になるようにキープしながら30秒がんばりましょう。
背中のストレッチと筋トレ方法
背筋を鍛えるというと、ちょっとハードなイメージがありますが、拍子抜けするくらいに簡単なものばかりです。
背中のストレッチ1
背中は手が届かない部分なので、なかなか自分でマッサージをすることができません。そこでテニスボールを使って背中の筋肉をほぐしましょう。
1 床に仰向けに寝ます。
2 テニスボールを背中と床の間に入れて、ボールの上でゴロゴロと背中を動かしましょう。
立っている状態で、壁と背中の間にテニスボールを入れて体を動かしても、背中に刺激を与えて血行をよくすることができます。
背中のストレッチ2
1 先程の脇ストレッチのときの、頑張る!ポーズをとります。
2 そのまま両腕を背中の方に寄せていきましょう。肩甲骨を中心に寄せるように意識をして行ないましょう。
背中の筋トレ1
1 床の上にうつ伏せに寝ます。
2 腕を横に開いて、そのまま軽く上体を反らせましょう。
初めはほとんど上がりませんが、慣れてくると胸まで上がるようになります。
背中の筋トレ2
1 床の上にうつ伏せに寝ます。
2 両手をついて上体を持ち上げます。
たったこれだけですが、背中の筋肉は上半身を反らすことで鍛えることができます。
背中の筋トレ3
1 床の上で四つんばいになります。
2 片方の脚を、胸に向かって引き寄せます。
3 次に、その足を伸ばして床と水平にします。このとき、顔を上に上げて背中を反らせましょう。
このトレーニングでは、背中やお尻の筋肉も使うことができるので、ヒップアップの効果もあります。
脇や背中に脂肪がつくと、かなり目立って太って見えますが、自分ではなかなか気がつかない部分です。
脇や背中の脂肪は皮下脂肪なので、スッキリするには少々時間がかかります。
ストレッチと筋トレを毎日欠かさず行なって、正しい姿勢を持つことによって、脂肪を落としていきましょう。
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