セルライトとは
私たちの体の中の細胞のひとつに、脂肪細胞というものがあります。
食事をして、摂取したカロリーよりも消費カロリーが少ない場合、栄養素は中性脂肪となり、脂肪細胞の中に入り込んで、体が飢餓状態になったときのために貯蔵されます。
貯蔵される脂肪が多くなると、脂肪細胞のひとつひとつが大きくなってきます。この状態が肥満です。
一方脂肪細胞が大きくなると、ギュウギュウと混み合って血管やリンパ管を押しつぶしてしまい、血液やリンパ液の流れが悪くなってしまいます。
体に溜まった水分や老廃物は、血管やリンパ管に入って体外に排出されます。
血液やリンパ液の流れが悪くなると、この老廃物が行き場を失い、大きくなった脂肪細胞のすき間に入り込みます。
脂肪細胞のすき間に入り込んだ老廃物は、コラーゲンとからみ合っていきます。
こうして、老廃物と脂肪細胞とコラーゲンが合体して、ガチガチに固まってしまいます。
これがセルライトです。
セルライトは、ほとんどの女性が持っているといわれています。
痩せているからといって安心はできません。
痩せていてもセルライトはきちんとできます。
セルライトは、ガチガチに固まってしまうと素人では取ることができないと言われています。
セルライトができる原因
セルライトは脂肪と老廃物が固まったものなので、セルライトができる原因はイコール脂肪ができやすくなることと、老廃物がたまりやすくなることが原因になります
運動不足
年を重ねるにつれて動くことが面倒になり、慢性的な運動不足になります。
体を動かさないことによって筋肉量が減ってしまい、摂取したカロリーが消費しきれずに脂肪に変わりやすくなります。
ストレスによるもの
ストレスは、全くないとそのことがストレスになるそうですが、体にとってよいことはほとんどありません。
私たちがストレスを感じると、血管が収縮してしまいます。
すると血液の流れが悪くなり、老廃物を溜めやすくなってしまいます。
更年期障害
女性ホルモンは、内臓脂肪の蓄積を抑えてくれます。
加齢によって運動量が減ってくると、消費カロリーが減って基礎代謝も低下します。
その結果、体脂肪が増えてきて、その上女性ホルモンが減少するため、脂肪が体につきやすくなります。
40代から50代にかけて、体重が10キロも増えてしまったという方はたくさんいます。
食生活の変化
余暇の楽しみ方が、行楽から食べることに移行してくると、開店したばかりのレストランに行ってみたくなったり、行列ができるパン屋さんに並んでみたくなります。
また、ネットでお取り寄せを楽しんでいると摂取するカロリーが極端に多くなっていってしまい、肥満につながります。
体が冷える
体の中には、たくさんの毛細血管があります。
その毛細血管にきちんと血液が流れることによって体温を保つことができます。
血液の循環が悪くなると、体が冷え代謝が悪くなるので、脂肪や老廃物がたまりやすくなります。
セルライトがつきやすい場所
セルライトは、主に二の腕、お腹、お尻、太ももにできやすく、このうち、二の腕やお尻、太ももの脂肪の種類は皮下脂肪で、落ちにくいとされています。
一方お腹についた脂肪は、内蔵周りについた脂肪であることが多いため、落ちやすいと言われています。
しかし、落ちやすいと言ってもそのままの状態にしておけば、
脂肪はどんどん積み重なりセルライト化してしまうので、
お腹まわりは、脂肪がついたらどんどん取っていくように気をつけましょう。
セルライトケアのためのマッサージ
できてしまったセルライトや、できかけのものはマッサージでもみほぐして、
溜まった老廃物を流れやすくしたり、
血行を良くしたり、凝り固まった脂肪を揉みほぐしてあげましょう。
固くなったセルライトは、まずは温めて柔らかくする必要があります。
体を温める
セルライトに直接アタックするには、
セルライトがある部分を体の芯から温めなければならないので、
時間をかけてゆっくりと温めることにしましょう。
家にいる時には、サウナスーツのズボンを履いて過ごすと下半身が温まり、この状態で少し運動をすると汗が出てくるので、脂肪のもみほぐしに効果が現われやすくなります。
お風呂に入る時には、シャワーだけで済ませないで必ず湯船につかりましょう。
お風呂の温度はいつもより少し高めにして、20分程度ゆっくり半身浴しましょう。
湯船につかってすぐにマッサージをしても、体が温まっていないので、お風呂でマッサージをする場合には、10分~15分経ってから始めましょう。
マッサージ足の裏
まず脚の裏のマッサージから行いましょう。
指で押しても良いのですが、ゴルフボールを脚の裏で強く転がすと、
脚の裏をまんべんなく、しかもかなりの力でマッサージすることができます。
ゴルフボールが2個あれば、両足を同時にマッサージすることができます。
また、仕事中でも気軽にマッサージすることができるので、ゴルフボールは必需品といえるでしょう。
しっかりとした力で揉みあげましょう
体全体を温めて、脂肪が温まった状態になったら、
足首から太ももにかけて、またお尻やお腹の部分をしっかりともみほぐしましょう。
1か所にかなりの力を入れて、セルライトの粒を一粒一粒潰していくようなイメージで、ぐいぐい押しましょう。
ふくらはぎの部分は、ぞうきん絞りのようにひねると、効果的です。
リンパマッサージをしましょう
グイグイとマッサージをして、脂肪を柔らかくして溶かし出したら、溶けた脂肪をリンパ液に上手に乗せてあげましょう。
リンパ管は皮膚のすぐ下にあるので、今度はグイグイマッサージすると、逆にリンパの流れが悪くなってしまいます。
足先から足首まで、足首から膝まで、膝から太ももまでと3つに分けて、やさしく下から上までさすりあげましょう。
足先から膝までの老廃物は、膝の裏側にある膝下リンパ節に集めます。
膝下リンパ節に集めた老廃物は、今度は脚のつけ根の前側にあるそけい部のリンパ節に集めましょう。
お腹やお尻のマッサージ
体を温めたら、両手でお腹の脂肪をつかみます。
両手を上下左右に動かして、脂肪をもみほぐしましょう。
次に、みぞおちからお腹の中心に向かって、グイグイとマッサージをしましょう。
最後に、左手は左足のつけ根のそけい部に、右手は右足のつけ根のそけい部に向かって、脂肪や老廃物を押し流すようにマッサージしましょう。
体の後ろ側は、外側からお尻の中心に向かってマッサージをしましょう。
困った時には痩身エステ
セルライトが凝り固まって、自分ではどうしようもないと思ったら、痩身エステに行く方法もあります。
それでは、痩身エステに通ったことのある経験者の方のお話を聞いてみましょう。
評価○ 40代女性アラフィフになり、だんだんとお腹まわりの脂肪が増え始めました。
体型もかなり崩れてきて、チュニックで隠していました。
痩身エステでは脂肪を落としてくれるという噂だったので、体験に行ったところ、たった1回のコースでお腹まわりが数センチ小さくなったのでびっくりしました。
2か月で20万円以上になるので悩みましたが、一気に脂肪を落としてしまえば後が楽になると思い、思い切って入会しました。
面倒な運動などは全くなく、寝ているだけですべてのステップが終わり、1か月経った頃から急激にサイズダウンし始めました。
コースが終了して、チュニックを着なくても良い体型になりました。一気にやってしまってよかったと思っています。
評価○ 30代女性太もも周りが気になりだしたので、体験に行ってみました。
まだセルライトがあまりなく、これなら比較的簡単にサイズダウンできますよと言われて、16回通いました。
10回程度で太もものサイズが希望通りに痩せたので、残りをお腹に使いました。
太り始めたら早めにエステに行くと、大金をかけることなくサイズダウンできると思います。
評価× 20代女性友人がエステに行って痩せてきたので、私も体験に行ってみました。
確かに、体験では1回の施術で2センチくらいお腹まわりが小さくなりましたが、金額の見積もりを出してもらったら30万円近くなってしまい、家に帰って相当考えて、辞めることにしました。
とても残念ですが、もう少しお給料が上がったら挑戦してみたいと思っています。
痩身エステサロンの特徴は、
脂肪細胞を根本から分解してしまうキャビテーションや、
体を芯から温めて脂肪を柔らかくするラジオ波や、
寝ているだけで筋トレができるEMSなどの最新マシンによって、
徹底的に脂肪細胞を分解排出します。
短期間でダイエットができますが、
金額が高いことが気になります。
2か月程度で30万円程度かかってしまいます。
ここで、都内にあるお勧めの痩身エステサロンを紹介しておきましょう。
おすすめ痩身エステサロン
★シーズ・ラボ
全身痩せダイエットコース
価格25,920円
★ TBC痩身エステ
■(部分痩せ)脚痩せ or お腹痩せスタンダードコース
18600円
■(部分痩せ)お腹+足痩せグレードアップコース
22320円
■全身痩せプレミアムコース
29760円
★キレイサローネ
入会金 10,000円(全額返金保証付き)
■サイズダウン定額コース
月会費 15,980円(月1回)
■全身美容ボディ定額コース
月会費 25,000円(月1回)
まとめ
ふと、セルライトができていることに気が付くと、
がっかりしてしまいますが、
早めに体を十分温めてマッサージを行なうことで、
脂肪を柔らかく揉みほぐして、セルライトをケアすることができます。
また痩身エステサロンでは、
最新のマシンを利用してリバウンドを防ぐような施術をします。
セルライトができてしまったからと言ってがっかりしないで、
まずは、さっそくマッサージをはじめてみましょう。
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